平和な毎日とワクチンについて思うこと
日本のコロナ事情をニュースで目にするたび、すごく不安になってしまう。
が、ドイツのこののどかさと楽観的な雰囲気、若者たちの爆発的なエネルギーを目の当たりにしてると、日常が戻ってきているような錯覚を感じ得ない。
だって、買い物は普通にみんなしてるし、週末以外でも外に集まってみんなわいわいやっていて、勤め先のレストランでさえ、毎晩大繁盛。
忙しいったらありゃしない。
感謝ですな。
勤務先までの電車が、トンネル工事のため 不通になっていて、2駅分を自転車でかっ飛ばしているのだが、夜は場所によってはいつまで経っても人が集まって飲んだり騒いだりしている。
いいのかな、これで、という一抹の不安は感じるが、
いいんだよ、これで
これでなかったらみんなやっていけないよ
ってな気持ちになってしまう。
閉塞感を感じるのは、マスクをする時くらいで、これももう日常には欠かせないアイテムだよなと思う。
ドイツで今問題になっているのは、ワクチン接種を拒否してる人に、無料で簡易テストを受けさせ続けるかどうか、ということ。
すでに国境を超えてドイツに入る人には、3Gと言われる条件を満たさなければならず、Geimpft(ワクチン済み)、 Genesene(感染回復済み),Getestet(簡易テスト陰性証明義務)となっていて、ワクチンを打ちたくない人は、街中に建てられた掘建て小屋みたいなところで無料簡易テストを受けている。
といっても、レストランや公共施設に入るのに今のところ証明書提出義務はないから、掘建て小屋の数もどんどん減っているし、簡易テスト受けなきゃならないのは学校の先生とかくらいなんだろうか。
だから、ドイツ政府は今後、感染者数が10万人あたり35を超えたら、レストランや公共施設に入るために3Gを義務化することをすでに決定していて、じわじわとその35に近づきつつある現在、無料で提供しているワクチンを受けないという人に、税金で賄っている簡易テストを無料提供する必要あるか?という議論になっているわけである。
うん、確かにね。
「人体実験のようなワクチンなんて反対!」とか、
「コロナはただの風邪だ!」、
「よくわからないものを体に入れるのは怖い!」
なんて言ってる人周りにチョロチョロいるけどさ、
よくわからないものだけど、短期間で開発されたものだけど、それでもワクチンを打って抗体を持つ人が増えることによって、一刻も早くコロナを収束させ、不安のないコロナ前の生活に戻したいから、
リスクを冒してでも!!!(副反応があるとかさ)
ワクチンを打つんじゃないか。
早く前の生活に戻るために、それしかないって世界の頭のいい人たちがそういう結論に達しているわけだから、免疫学者でも、感染症学者でも、政治家でもない我々があーだこーだいう必要あんのか?
と心の中で叫ぶ毎日。
ホリエモンも言ってたけど、このワクチンに関しての議論って、
打ちたくない人の感情論と、
接種する人のロジカル論とのせめぎ合いだから、
お互いわかりあうことはないし、議論しても平行線。
なんとなくワクチン打たない人が「接種した方がいいわ」となるような政策を一刻も早く決めてくださいな、と心の底から願う。
とにかく(勝間和代口調で)、
日本に一時帰国が易々できるようになって欲しいんですよ。