romiikko’s blog

心地よいドイツ生活を手に入れるために

ドイツの飲食業界のコロナの影響

昨夜、日本にいる妹とラインチャットしてて気づいた。

日本はこの「見えない敵」に一度脅かされたことがある、放射能という敵ね。

それがなんとなくうやむやになって、被害があるのかないのかわからない状態が続いておまけにオリンピックまで開催できる国に復興したと。

今回もウイルスという見えない敵だけど、周りにかかってる人いないし、マスクとか手洗いとしてるから大丈夫っしょ、ってのが日本にいる人の本音ではない?

私もそう思ってたし、免疫力強いから!なんて言ってたわよ。

それが、あっという間なのよ、ドイツ国民総勢自宅隔離状態になったのも。

 

あれよあれよというまに勤め先のレストランが時間短縮になって、売り上げがガタッと減って、席の間隔を1.5m以上あけなさいというお達しが来て、そしてお持ち帰りのみに営業可能となって。。となるまで5日間もかかってない。

1日何度も州のホームページを開いては、レストラン業界の措置についての変更がないかチェックしていた。

ドイツは連邦制、州独自の法律を定めているが、どちらに従うの?と混乱状態。

ドイツの中でも感染者数の多いバーデンヴュルテンベルク州。国より厳しい措置が取られていた。

 

先週月曜夜、州知事の会見で、レストラン開店時間の短縮が指示された。

朝6時から18時まで、シフト変更!急いで!

火曜夜、テーブル間隔を広げよの指示、律儀に18時で閉店していたが、周りのレストラン開いてるし!なんで?ってなってオーナーが警察に確認の電話をしてみた。

「23時まで開けててオッケー、テーブル間隔あればね」ということで明日はまた通常通りやるからというオーナーの指示、マジか。。

またアルバイトの子たちにシフトの変更を伝えなきゃいけない!わたわた

しかし水曜の朝には、やっぱり18時までしか開けられないとなった

えええ、なんなのよ!この振り回されっぷり!

あ〜、また変更したシフト通りってみんなに連絡して、、わたわた

水曜日、来店客ほぼなし、お持ち帰りもたいして来ないしってことで、オーナーが「もう開けていてもいなくても、今のところ政府からの補助は約束されてないし、こんなに売り上げが減ったら閉めるしかない」と判断。

木曜日に閉店。

みんなごめんね、やっぱり閉店するわ、次に会える時まで元気でねとアルバイトの子たちにメール

金曜日に社員だけ(全員日本人8名ほど)で集まり、残った食材を分け、今後のお給料についての話し合いがあった。

オーナーが「早く帰れ」と言っても、なんとなくみんな不安な気持ちが抑えられなくて、だらだら話をしながら残ってた。

そりゃそうだ、海外で働いていて、独身だったら、この非常時に誰に頼ったら良いの?

今のように、できる限り他人と接触するなって状況で、今後ずっと一人で家で過ごしていなきゃなんないなんて。つまんないし、不安だよ。

 

レストランはまだ段階を踏んでくれてるからまだ良いが、ナイトクラブやバーは次の日の夜には閉めなさいとお達しがでた。

フランクフルトのあるヘッセン州では勝手に営業したバーには5000€の罰金だ。(60万円くらいか?)

 

ドイツは今のところ次々と、個人事業主に対する補償措置を発表している。

5人までの事業で9000ユーロ

10人までで15000ユーロ

すでにバイエルン州では申込可能!早い!助かる!さすが!

 

今日はこれから勤め先のレストランでオーナーとの話し合い。

一応仕事ってことで外出許されるよね?とかなりビクビク

街がどんなことになってるか、電車で行ってみようと思う。

 

今日発表のドイツコロナ事情

感染者数 33856

死者数 145

回復者数 1070

Zeit onlineより

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毎日これだけが楽しみ。